これは、四というのは死を連想させるため、せっかくのお祝いのおせち料理に縁起が悪いとされているためです。
節日というのは、中国の暦による季節の変わり目のことで、平安時代には宮中で宴が催されており、そこでのお祝い料理をお節供と呼んでいました。
このお節供は、おせちくと読むのですが、これが略されておせちになったんだそうです。
祖母からおせち料理は神様にお供えするお料理で、大晦日にお供えし、元旦に神様からのおさがりを頂くという意味があると聞きました。
また、お正月の三が日は台所に火をいれないためにもおせち料理には保存のきく食材が中心となっています。
現在のようなおせち料理が広まったのは、江戸時代後期に江戸の庶民が生活に宮中行事を取り入れたのがきっかけといわれています。
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